先日楽器初心者さんがフルートレッスンに来られました。

過去に楽器の経験が一度もなかったそうですが、ご自身で演奏してみたい楽譜を購入しこれを機にと、フルートを習いにきてくださいました。

この日は組み立てから丁寧に進めていきました。

初めての楽器だったので少し不安そうに感じられましたが、
少しずつ楽器に慣れ、音も出せるようになり、安心した様子が伺えました♪

レッスンの途中で、

タンギングは何故必要なのですか?

と聞かれました。

まだアンブシュア(口の形)が安定していないので、タンギングをすると形が崩れるため発音がうまくいかず、何のために必要なのか疑問に思ったそうです。

そもそもタンギングとは、

タンギング【tonguing】

管楽器の演奏で、舌を用いる奏法の総称。空気の流れを一時的に中断し、各音の出始めを明瞭にする。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

もちろん音を区切ることにも使いますが、イメージとしては、音を遮断するためではなく、舌の動作により音を作り出すイメージです。

たしかにタンギング無しでも音は出ますが、タンギングは奏法の上でさまざまは役割を果たします!

まず、タンギングにより音が明確になります。

そして、どのくらいの音量の音なのか、どんな音質なのか、音の発生に様々なきっかけを与えてくれます。

また演奏表現をする上での手助けもしてくれます。

タンギングをする楽器はフルートに限ったことではないですが、豊かな演奏をする上で、タンギングはつきものです!

 

タンギングでもブレない安定した口の形作りができるよう、沢山楽器に触れて慣れましょう。

 

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